問い合わせフォームは、本来誰のためにあるのか。

こんにちは。
株式会社フィアクレー、ブログ管理人の澪です。

このブログでは、普段はWebやAI、業務改善などに関する情報を発信していますが、
今日から数日間だけ、少し違うお話を書こうと思います。

これは、私たちフィアクレーにとって、大きな転機となった出来事のお話です。

まだこの時の私たちは、その小さな違和感が、
やがて一つの新しいサービスにつながっていくとは思ってもいませんでした。


突然ですが、みなさんの会社の「お問い合わせフォーム」には、毎日どんなメールが届いていますか?

お客様からのご相談。
サービスについてのご質問。
資料請求や、お見積もりのご依頼。

ときには、
「どこに相談すればいいのか分からず、思い切って連絡しました」
という、切実な想いが書かれていることもあるかもしれません。

本来、お問い合わせフォームは、会社とお客様をつなぐ大切な窓口です。

困っている方が、少し勇気を出して送ってくださる場所。

ホームページを何ページも見て、
「この会社なら相談しても大丈夫かもしれない」
そう思ったときに、初めて開いていただける入口です。

フォームに入力される文章は、ほんの数行かもしれません。

けれど、その送信ボタンを押すまでには、
「こんなことを聞いてもいいのかな」
「ちゃんと返信をもらえるかな」
「自分たちの悩みを分かってもらえるかな」
そんな迷いや不安があったかもしれません。

だから私たちも、お問い合わせの通知が届くたびに、
「今回は、どんな方からだろう」
「私たちにできることはあるかな」
「どんなふうにお役に立てるかな」
そんな気持ちでメールを開いていました。

お問い合わせが届くことは、単に仕事の依頼が一件増えるということではありません。

まだお会いしたことのない誰かが、数ある会社の中から私たちを見つけ、
信頼して声をかけてくださったということ。

その最初の接点が、お問い合わせフォーム。

だからこそ、私たちにとって問い合わせフォームは、
単なるWebサイトの一機能ではありませんでした。

お客様との出会いが始まる、大切な場所だったのです。


でも、いつ頃からでしょう。

お問い合わせの通知が届いたとき、
以前のように素直に喜べなくなっている自分に気づきました。

通知を見ても、
「お客様からかな?」
より先に、
「また、あのメールかもしれない」
と思うようになっていたのです。

フォームの役割が変わったわけではありません。

私たちの気持ちが変わったわけでもありません。

それでも、毎日届くメールの景色だけが、
少しずつ変わっていきました。

お客様からの相談が届くはずだった場所に、
同じような文面のメールが、毎日のように届くようになったのです。

その一通一通は、ほんの小さなものだったかもしれません。

けれど、それが毎日積み重なっていくことで、
私たちは少しずつ疲れていったのです…

明日につづく

タイトルとURLをコピーしました