
こんにちは。
株式会社フィアクレー、ブログ管理人の響子です。
前回は、毎日のように届く営業メールによって、
お問い合わせフォームを見るたびに少しずつ気持ちが疲れていった日々についてお話ししました。
最初は一通ずつ丁寧に読んでいたメールも、いつしか
「また営業かな。」
そう思いながら開くことが当たり前になっていました。
そんなある日のことです。
いつものように、お問い合わせフォームから通知が届きました。
また営業メールだろう。
そう思いながらメールを開くと、案の定、それらしい内容でした。
そのまま閉じて、次の仕事へ。
それは、いつもの朝の風景でした。
ところが、その日の午後。
別の担当者が、ふと問い合わせ一覧を確認していたときのことです。
「あれ? 響子さん、このお問い合わせ、返信しました?」
そう声を掛けられました。
確認してみると、それは営業メールではありませんでした。
ホームページをご覧になったお客様からの、ご相談だったのです。
しかも、私たちのサービスについて具体的に書かれた、
とても大切なお問い合わせでした。
幸い、その日のうちに気づくことができました。
すぐに返信し、お客様とも無事につながることができました。
大きな問題にはなりませんでした。
でも、そのとき私たちは思いました。
「もし、もう少し気づくのが遅かったら。」
「もし、本当に見落としていたら。」
問い合わせフォームは、お客様との最初の接点です。
勇気を出して送ってくださった一通かもしれない。
何日も悩んだ末のご相談かもしれない。
その一通を、
営業メールに慣れてしまった私たち自身が、見逃しかけてしまった。
その事実は、思っていた以上に大きな衝撃でした。
営業メールが悪い。
そういう話ではありません。
私たち自身も営業活動をしていますし、
新しい出会いを作ることの大切さはよく分かっています。
でも、お問い合わせフォームは、本来お客様のためにある場所です。
その役割が変わってしまうほど、
機械的な問い合わせが増えている現実。
それを「仕方がない」で済ませていいのだろうか…
そんな疑問が、社内に少しずつ広がっていきました。
この出来事があってから、
私たちはよくこんな話をするようになりました。
「何か方法はないのかな。」
「もっと、お客様からのお問い合わせを大切にできる仕組みはないんだろうか。」
その答えは、意外なほどあっさり返ってきました。
つづく

